結論: 「総額で損しないか」は 実質費用=(月額×契約月数+初期費用+工事費−特典)÷月数 で判断します。本記事は 戸建て/マンションの実質比較と、初期費用の内訳・工事の落とし穴を一枚で解説。最後に 向き/不向き と 申込み前チェックリストを添えています。
- 早見表: 戸建て/マンションの月額・初期・工事・特典・実質(月)
- 実質の出し方: サンプル計算でブレをなくす
- 工事の注意: 夜間/土日の割増・宅内配線の再利用可否
料金と初期費用の早見表
(最新の数字を入れてください。税込で統一)
区分 | 月額 | 初期費用 | 工事費 | 特典 | 実質(月) |
---|---|---|---|---|---|
戸建て | ¥–,— | ¥–,— | ¥–,— | ▲¥–,— | ¥–,— |
マンション | ¥–,— | ¥–,— | ¥–,— | ▲¥–,— | ¥–,— |
実質(月)=(月額×契約月数+初期費用+工事費−特典)÷月数。
*特典が分割還元の場合は、未満月は切捨てず平均化して算出。
実質費用の出し方(サンプル計算)
- 契約期間(例:24ヶ月)を決める
- 月額×月数+初期費用+工事費を合計
- 特典(キャッシュバック等)を差し引く
- 月数で割って月あたり実質を出す
例)戸建て:(5,500×24+3,300+19,800−25,000)÷24=¥5,108
初期費用の内訳と注意点
- 契約事務手数料: 初月に合算請求。解約金とは別。
- 工事費: 屋内配線の再利用可否で金額が変動。分割/実質無料の条件を確認。
- オプション初月無料: 2ヶ月目以降の自動課金に注意。不要なら開通後すぐ解約。
工事タイプ別の目安
タイプ | 工事の内容 | 日程目安 | 費用メモ |
---|---|---|---|
派遣あり | 宅内配線・終端装置(ONU)設置 | 申込みから◯〜◯日 | 土日・夜間は割増の可能性 |
無派遣 | 既設配線を利用/機器は宅配 | 最短◯日 | 工事費0〜軽微 |
任意オプション(必要な人だけ)
- IPv6(IPoE): 在宅勤務・配信は導入推奨。対応ルーター必須。
- セキュリティ: 端末側にソフトがあれば重複に注意。
- 固定電話: ナンバーポータビリティの手順と費用を事前確認。
向いている人/向いていない人
向いている
- 実質費用のバランスを重視
- 特典の申請など手続きが苦にならない
- テレワーク・配信で安定優先
向いていない
- 最速だけを追求したい
- 工事待ちを避けたい(→ホームルーター検討)
申込み前チェックリスト
- 提供エリアと工事可否を確認(マンション設備の混雑も)
- ルーターはIPv6対応・ギガビット対応か
- 特典の申請期限・受け取り方法を把握
- 乗り換えの場合、旧回線の違約金・撤去費を確認
よくある質問
Q. 工事費が「実質無料」とは?
A. 分割請求→同額を月々割引やキャッシュバックで相殺する仕組み。途中解約時は残債が発生するため注意。
Q. 夜だけ遅い。料金プランを上げれば改善する?
A. まず宅内(Wi‑Fi/配線)のボトルネック確認。改善しなければ回線混雑の可能性→IPv6(IPoE)や有線での実測を。
更新日: / 監修:{{SITE_NAME}}